インサイド・トイガン紀行

STORY/

製作 理念 軌跡

PRODUCTION POLICY(製作)

最高峰

 ランパントクラシックがめざすものは、他では決して真似のできない独創的かつ魅力あふれるコンセプトのもと、高品質なものを知り尽くした大人にも通用するハイエンドクオリティの製品をお客様に提供することです。それはランパント製品の材質の選択に始まり、製造工程、組立て品質の徹底した管理にまで及びます。このようなクオリティの追求こそが、ランパント製品の魅力を裏付ける価値となっているのです。

「何も足さない、何も引かない」

<形状確認用石膏サンプル>   ランパントクラシックの製品は全て、実銃と全く同じプロポーションの忠実かつ完璧な複製(レプリカ)として設計されています。我々は実物と異なるシェイプのものをつくることは、実銃をつくるコルト社の歴史に対する冒涜になると考えています。つまり、“何も足さない、何も引かない”。実物そのものをそのまま正確に再現する。これがランパントクラシックの製品作りにおける一貫したポリシーです。

 このような基本コンセプトの実現にあたり、ランパントクラシックでは、1.デジタル(3D)技術 2.アナログ計測技術 3.石膏型形状サンプル等によるバックアップ という「3つの要素」を軸に据えて設計・製作を行っています。とくに、1.デジタル(3D)技術は世界的にも年々発達し続けており、その高度な技術をいかんなく取り入れた結果、弊社独自の「3Dデジコラボ・モデリングシステム」として結実、完成しています。
 また、リアリティの実現という意味では重量や表面仕上げ等も重要な要素となってきます。モデルガン製作においてこれらの要素を大きく左右するのが「素材」であり、たとえば実銃に限りなく近い重量や表面処理を実現するため弊社では常識にとらわれることなく、あらゆる素材につき研究開発を重ね、常に業界をリードするイノベイティブな新素材による製品づくりを行なっています。

3Dデジコラボ・モデリングシステム

<フレーム部のポリゴンデータ検証-1009534>  現代のコンピュータ機器による計測といえども、現時点では残念ながら完璧なものではなく、測定器の種別やデータ採取時の測定者のアプローチ方法などにより必ずズレが生じます。加えて、測定・採取された元データ(ポリゴンデータ)を、加工用のソリッドデータに変換する「面張り」と呼ばれる作業の際に生じるズレ、狂いは深刻な問題であり、この段階でデータ自体が現物とは別物となってしまうのが現状です。
 ランパントクラシックではこのような問題に対応するため、海外での実銃の採寸・計測にあたり、コンピュータ計測と並行して、ノギス、マイクロ、ハイト等各種ゲージを使用した設計士によるアナログ計測を同時に行ない、両者を融合させることにより基本骨格を決定し完璧なディメンションの形成を実現しています。
 さらにその後の日本国内でのソリッドデータへの変換作業時にもっとも顕著に現れる意匠部のスプラインやR部のズレ・狂いを解消するために、石膏型・ラバーキャスト等の実銃形状サンプルも採寸時に同時に製作し、これをもとにデータの客観視修正を行なっています。こうして作成されるデータは、記憶・感覚などの曖昧な人的要素によるズレ・狂いを完全に排除した正確無比なデータとして完成されます。
 ランパントクラシック製品の最高レベルの再現性を担保する究極のシステム、それが3Dデジコラボ・モデリングシステムなのです。

新素材の開発

 ランパントクラシックの製品開発における最大の特徴のひとつが、常に業界の常識を打ち破る新素材を世に送り出してきたという点です。高強度・高剛性さらに耐熱性まで兼ね備え、当時モデルガン用としては画期的な素材として注目を浴びた熱可塑性樹脂・PPSを使用したロックライト。さらに表面のブルーイング処理を可能とした亜鉛粉配合の特殊ナイロン樹脂Z-SOLID(比重2.8)。樹脂素材において最高レベルの強度を誇るABS樹脂にニッケルめっきを施したモデル群。業界初となるアクリル樹脂を採用し、経年劣化とは無縁のクリアな輝きとともにモデルガン・デザインの新たな可能性を切り拓いたクリスタル・ロックライト。そして、タングステン配合により、いまだかつて誰も実現しえなかった比重12という、実銃をはるかに超えた驚くべき数値をマークした特殊樹脂ハンマーロックライト。このハンマーロックライトはその後改良・熟成がなされ、比重8という鉄と同じ重さをもつハンマーロックライトSへ進化し、さらには高比重(比重6)と高い強度を両立させ、しかも亜鉛を配合することによりブルーイング処理までもが可能となった究極の素材、ハンマーロックライトRへと進化を遂げています。また、金属モデルにおいても、亜鉛合金「2種材」のなかでも最高品質のZDC-M亜鉛合金(通称“M材”JIS:H2201)を採用しています。亜鉛合金の中でもこのような不純物のない高品質なバージン材を使用することで、完成品のモデルは半永久的にその形状を保ちます。
 このように、ランパントクラシックは徹底的に素材にこだわり、製品のクオリティに対しては一切の妥協を拒否する姿勢を貫いています。

Made in Japan

 ランパントクラシックでは、原材料の選択から部品の製造、加工、組立て、仕上げに至るまで、製品の生産過程を通してすべて日本国内で行なっています。例えば仕上げの段階では日本の職人がひとつひとつ手作業で仕上げを施しており、こういった自国生産によりランパントクラシック製品のクオリティは常に最高レベルに保たれています。さらにそれだけでなく、この自国生産に対する我々のこだわりは、メイド・イン・ジャパンであるという「夢」や「誇り」をファンの皆様にお届けするという、我々ランパントクラシックそのものの誇りでもあります。

文化

 日本は言うまでもなく銃に対する規制が最も厳しい国のひとつです。そのようなわが国においては、モデルガンはある種独特の「文化」として発展してきたといえます。それは、今そこにはないものに対する憧れであり、あるいはまた、銃それ自体が象徴する精神への共感であり、そういったファンの皆様のさまざまな思いが文化としてのモデルガンを形づくってきたといえるでしょう。
 ランパントクラシックはこのようなモデルガンの文化としての側面を重視しています。そこで我々はランパント製品を「立体資料模型」と位置づけ、単なるモデルガンの枠を超えた存在としてプロデュースしてきました。それは、精巧なモデルガンとしての価値に加え、ランパント製品を手にしたお客様に対して必ず新しい発見や感動をお届けする、という我々のポリシーとして表れています。このようなプラスアルファの部分として、例えばこだわりをもってデザインされるガン・ケースがあります。実物オリジナルのパッケージの忠実な再現も十分に可能ですが、ランパントクラシックではここにあえて独創的なデザインを施しています。そのシャープで高品質なデザインは、世界的にも最高水準にある日本のモデルガン文化の質の高さを象徴するものといえます。ランパントクラシックは日本国内で「立体資料模型」というジャンル・文化を発信してまいりましたが、世界に対しても日本のモデルガン文化の水準の高さを発信すべく今後も努力を重ねてまいります。
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